2022/09/22
ソマノベースの方々が来社されました。
昨日(9月21日)、ソマノベースの方々が和歌山県よりご来社されました。ソマノベースさんとは、私たちが育てているどんぐり「MODORINAE」リリースされているお会社です。ちなみに私たちは、25個の「MODORINAE」を一人一鉢育てています。
「MODORINAE」のことについて少しお話しますと、まず、この「MODORINAE」を購入すると、どんぐり5個と培地、木製の植木鉢、肥料などからなる どんぐり育成キット を送っていただけます。
そして、どんぐりを培地の上に乗せ毎日せっせと水やりを続けるとやがて芽が出てどんどん育っていきます。
2年間お世話をし、ある程度の大きさになったらその苗を指定場所にお送りすると土砂災害などで荒廃した山の斜面に植林いただける、なんとも環境にやさしい事業なのです。
この「MODORINAE」はSDGsの17の目標の内、二酸化炭素の吸収により期待できる「❼ エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「⓭ 気候変動に具体的な対策を」を解決する活動として私たちはとらえていましたが、さらにすごい広がりがあることを教えていただきました。その一例として、次のような循環もあるそうです。
山々には針葉樹が生い茂り落葉しない→養分が地中に浸透しない→川に流れ込む水に養分がない→海にも養分が届かない→養殖をはじめとした漁業にとって深刻な問題!
なので
どんぐりは広葉樹なので落葉する→養分が地中に浸透する→川にも十分な養分が流れ込む→海も栄養満々→養殖をはじめとした漁業にとって問題解決!
さ・ら・に
和歌山県は梅の産地→梅の実には受粉が必要→周りの山々には花の咲かない針葉樹だらけ→ミツバチがいなくなる→特産品の危機!
なので
「MODORINAE」のどんぐりは花の咲くウバメガシという品種→山々に花が咲く→ミツバチが戻ってくる→特産品の梅も大喜び!
などなど、「MODORINAE」によって解決できる事柄がとっても多い。
このような活動に参画できることに感謝、出会いに感謝、片道4時間もかけてご来社いただいたその行動力に感謝です!
ソマノベースさんのHPはこちら
「MODORINAE」についてはこちら