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DX推進についての取り組み
DX推進ビジョン
当社は1951年に『水栓バルブ発祥の地』と呼ばれる岐阜県山県市美山地区(旧美山町)で水栓バルブメーカーとして創業しました。以来、「日本で一番小さい、蛇口ブランドメーカー」としてお客様や協力会社様に支えられながら、蛇口をはじめとした水回り機器を世の中に提供して参りました。昭和・平成・令和と時代の変化と共にあらゆるものが良き方向に変化し続けていますが、そのスピードや方向性は近年“VUCAの時代“といわれるように、より複雑化・高度化・多様化しています。このような変化の激しい現代社会においても今まで以上に力強く”日本“や”地域“、さらには当社が繁栄・発展し続けるためには、業務の大胆な変革が急務であり、その変革のための強力な手段としてデジタル技術を活用したDXがあります。
このような考えから私たちは積極的にこのDXに取り組み、「デジタル技術活用による生産性向上」「デジタル新サービスの開発・提供」を行います。また、デジタル機器を導入して運用するだけではなく、デジタル人財の育成を行うことでデジタルスキルを内製し、そのスキルをお客様や協力会社様をはじめ広く世の中に提供し、各種課題を解決するお手伝いをさせていただくことで地域のDX推進に貢献します。
ミズタニバルブ工業株式会社
DX推進ビジョン
DX推進の取り組み
DX戦略
※表は左右にスクロールして確認することができます。
DXビジョンに基づく推進項目 | 戦略 |
---|---|
❶生産性向上 |
カイゼン活動に各種デジタルツールを取り入れることによる時間当たり付加価値額の向上。 |
❷価値向上 |
従来の“人”に頼った営業活動からの転換。 |
❸デジタル人財の育成 |
システム開発の内製。 |
推進計画
※表は左右にスクロールして確認することができます。
DXビジョンに基づく推進項目 | 戦略 |
---|---|
❶生産性向上 |
(1)デジタル推進室の新設 (2)各工程のムダを発見するオリジナル開発デジタルシステ ム「IoT生産管理板」を開発・運用 (3)RPA、AI-OCR、ローコードツールの導入・開発・運用 |
❷価値向上 |
(1)マーケティング室の新設 (2)MA、SFAをはじめとしたデジタルマーケティングツール の導入・運用による情報発信と顧客育成 (3)新たな販売チャネルとして自社ECサイトの開発・運営 |
❸デジタル人財の育成 |
(1)RPAプロジェクトの発足 (2)メンバーのITリテラシーを高める教育 |
上記計画の達成度をはかる指数 【KPI】
生産性向上・・・・・・・・・・・時間当たり付加価値額の向上
価値向上・・・・・・・・・・・・・新規開拓件数の増加
デジタル人財の育成・・・ITパスポート、基本情報技術者試験合格者数の増加
具体的な方策
【生産性向上】
製造現場だけではなく間接部門に至るまで全社的に取り組んでいる「トヨタ生産方式」によるカイゼン活動に、RPAプロジェクトメンバーが中心となって選定・開発・運用を行う各種デジタルツールを部門ごとに導入することで、カイゼン活動の「スピード」と「質」を向上させ、各工程の生産性を日々向上させています。
デジタルツールの開発スピードをさらに加速させ、部門横断型のシステム開発・運用を行う目的でRPAプロジェクトメンバーから2名を抜擢し、2024年5月にデジタル推進室を設立しました。
【価値向上】
積極的な新規開拓を行うために2023年にマーケティング室を設立しました。MA(マーケティングオートメーション)やSFA(営業支援システム)といったデジタルツールを導入・運用し、顧客の育成を行っています。それ以外にもSNS広告の運用や投稿も行い、当社および当社商品の認知活動を行っています。加えて同年開設した自社ECサイトの運用も行い、営業活動のバックアップも行っています。
【デジタル人財の育成】
2020年からPC定型作業の自動化や、わが社の主幹システムと個人管理データを自動連携させる目的でRPAを導入しました。導入に合わせて機械加工、営業、生産管理、技術、経理部門からメンバーを募り「RPAプロジェクト」を社内に設立、現在では6名のメンバーがRPAとExcelマクロ、AI-OCR、ローコードツールを連携させ活用できるデジタル人財に成長しました。
全メンバーのITリテラシーを向上させる目的で国家資格である「ITパスポート」資格取得を推奨し、社内研修を2024年3月から行っています。現在までに9名のメンバーが資格取得できました。また、試験取得にかかる費用は全額会社が補助をしたり、就業時間内に外部講師による講習会を開催するなど取り組みやすい環境を構築しています。
DX推進の取り組み
DX推進強化における組織編制
マーケティング室によるデジタルマーケティングツール活用による社外への情報発信および新規開拓のバックアップ体勢を構築。加えてRPAプロジェクト並びにデジタル推進室による社内のDX推進のスピードと質を向上させる体制を構築しています。
今後の情報発信
当社は、社内のデジタル環境を整えるために❶デジタル推進室❷マーケティング室といった2つの組織を新設し、【生産性向上】のためのデジタル化のみではなく、【価値向上】のためのデジタル化(広く社外に対する情報発信や新規開拓)も同時に行っています。さらにこれらの組織のスキルアップへとつながる【デジタル人財の育成】にも注力しています。これら2つの新たな組織のデジタルスキルをお客様や協力会社様をはじめ広く世の中に提供し、各種課題を解決するお手伝いをさせていただく、新たなビジネスモデルの構築【DX:デジタルトランスフォーメーション】を未来に向かって取り組みます。
このような取り組みを行うことで当社の
パーパス(私たちの夢)
『あなたで本当に良かった!』と笑顔の数が日本で一番多い水回りブランドメーカーになる
を実現していきます。
当社では今後もDX推進の取り組みについて、ホームページにて随時公開して参ります。
2024年7月1日 制定
代表取締役社長 水谷真也
情報セキュリティ基本方針
ミズタニバルブ工業株式会社(以下、当社)は、お客様からお預かりした情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守り、お客様ならびに社会の信頼に応えるべく、以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。
- 1.経営者の責任
当社は、経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。 - 2.社内体制の整備
当社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。 - 3.従業員の取組み
当社の従業員は、情報セキュリティのために必要とされる知識、技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。 - 4.法令及び契約上の要求事項の遵守
当社は、情報セキュリティに関わる法令、規制、規範、契約上の義務を遵守するとともに、お客様の期待に応えます。 - 5.違反及び事故への対応
当社は、情報セキュリティに関わる法令違反、契約違反及び事故が発生した場合には適切に対処し、再発防止に努めます。
制定日:2024年7月1日
ミズタニバルブ工業株式会社
代表取締役社長 水谷真也
SECURITY ACTION
当社は、「SECURITY ACTION(二つ星)」を宣言しました。
SECURITY ACTIONは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営する制度で、
中小企業自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度です。