空のドラム缶の行方とは・・・

わが社の工場からは空になった”ドラム缶”が出ます。

このドラム缶、中に入っていた薬品の影響もあって今までは産業廃棄物として処理していましたが、今回からはリサイクルすることにしました。

そのリサイクルの方法とは、

①空になったドラム缶を粉々に粉砕する。

②粉砕済みのドラム缶を燃やす。

③燃やした熱で水蒸気をつくり発電する。(リサイクル❶)

④燃え残ったドラム缶(缶自体は鉄なので燃えません)を回収し、再資源化する。(リサイクル❷)

⑤燃え残った灰をさらに高温の溶融炉に入れて溶かす。

⑥溶融したモノをさらに細かく粉砕し、道路の基礎工事に使われる路盤材として活用する。(リサイクル❸)

となります。

このリサイクルを行っていただくお会社は広島にあるので、輸送コストなどは今までよりも正直かかりますが、限りある資源を有効に活用するために、私たちにできることをできる範囲で取り組みます。